サスティナブルファッション講座『unisteps』を受講してラフィアのup cycleシリーズを事例に考えてみる staff nori’s blog
こんにちは、noriです。
いかがお過ごしでしょうか?
夏になると勉強意欲がわき、昨年から夏の間に学びを深める時間を増やしています。
最近ではサスティナブルなもの作りについて興味を持ちはじめ、夏の間に勉強することに。
サスティナブルファッションというとまだ聞き慣れない分野なので、公認資格などがありません。
ですが、個人でサスティナブルな服を勉強しSNSで発信されている方を見つけました。
NEWS PICKSなどにも登壇されるほどの認知された方だったためその方のオンライン講座を購入。
私が購入した講座はこちら↓
鎌田安里紗さんが立ち上げられた『unisteps』という一般社団法人。
基本のオンライン講座に関しては、3ヶ月ほどの期限があり、期間中空いた時間に受講が可能。
受講後、学んだ内容をテストでおさらいします。
忙しい方は自分のペースで学ぶことができるためおすすめです。
ラフィアでも過去の素材を再利用して新たなオリジナルシリーズを制作する取り組みが今年から始まりました。
オリジナルアクセサリーを手がけて20年。デザインを始める半年に一度のシーズン立ち上げ期には、デザイナー自らが様々なマーケットに足を運び、新しい素材を自分の目で確かめながら手に取り、探しに行く。 そこで見つけた宝物の様なパーツやガラス、天然石を使って新しいデザインを創りだす。それが変わらないルーティン。 今でこそメタルデザインが主流だけど、当時はガラスや天然石デザインが主流で、とにかく他では見つけられないそれらを探し歩いていた。 だけど世の中の流れが一変し、マーケットに足を運ぶことが難しくなったと同時にもっと環境に優しい取り組みが注目されるようになってきた。 今まで“常に新しいこと”が1番で、新しいものを生み出してきた身にとって、立ち止まり振り返ると、私たちが取り組めることはあるのだろうか? 金属を扱うアクセサリーは、生地を扱うアパレルとは違いリユースも難しい。この2つのテーマについて、ずっと2年ほど考えていた。 そんなうちに、マーケットに2年ほど足を運べず、どうしたものかとパーツのストックボックスを改めて見てみたらそこには今まで買い付けたまま眠った数々のデッドストックパーツが眠っていた。 10年以上かけて集めたパーツたち。 色とりどりの天然石にガラスたち。ただただ可愛く美しい。 常に外側に新しいものを求める中で、ふと内側に目を向けるとそこに�新しい�があったのはデザイナーとしても新鮮な発見でもあった。 これをきっかけに、デッドストックパーツを使い、今の気分にのせてデザインしたモードなアクセサリーのアップサイクルラインが出来たのです。
アップサイクルシリーズは、過去に集めた貴重なパーツ(まだ輝きのあせない質の高いもの)を使い、素材を新たな形へ落とし込みまた違った価値を見出せるようにリサイクルしました。
このUpcycleシリーズはサスティナブルファッションにおいてマテリアルリサイクルを指し、素材や材料のままでリサイクルする方法で生産されています。
材料を分解させるケミカルリサイクルやサーマルリカバリーと違い、分解させる際に生じるエネルギー消費も抑えられ、生産工程を省ける点がメリットです。
デザイナーが過去のまだ使用可能な素材、品質の良い状態の素材を工場に送り、仕様書とともに工場の生産チームが指示をもとにアクセサリーを制作。
従来の生産工程なら、企画段階でオリジナルの型を作ったり、サンプルを何度も上げてもらうステップを踏みますが、そちらを省くことで輸送費も削減できます。
サスティナブルなもの作りにおいては輸送もエネルギー消費に関わるためとっても重要な観点です。
ラフィアでは韓国やイスタンブールなど海外での生産工場と取引していますし、この輸送工程が省けるだけでもとてもサスティナブル!環境を考慮したものづくりが実現できています。
講座を学び、知識を増やすことでラフィアの『Up cycleシリーズ』も違った観点から理解ができました。
少しでも参考になれば幸いです。
最後に当シリーズの商品をご紹介します♡
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